本試験の昼休みに食事(喫煙者はタバコダッシュ)以外に何をしたらいいでしょうか。絶対にしてはいけないのは「選択の答え合わせ」と「おしゃべり」と「昼寝」です。何の意味もありません。そんなことは択一が終わってからゆっくりやればいいです。
では何をすればいいのか。はっきり言うと「徴収法の勉強」です。裏を返せば、当日朝は徴収法の勉強はしなくていいですし前日も少なめでいいです。
選択式では徴収法は出題されないことが要項で明言されています。なので選択式の直前は無視していいです。択一では計6問出題されます。限られた昼休憩で他の科目を網羅することは不可能です。ならば、徴収法1本に絞ったほうが効率的と思います。
もっとも前日までに「徴収法なんて簡単だね。俺は全部覚えたよ」と言う人はこの限りではありません。徴収法は比較的難問奇問に化けることが少なく、択一労働科目のポイント上乗せが望める科目です。ただややこしいのが「数字の乱舞」と「似たような言葉の連続」です。だから直前に頭に叩き込むわけです。
一番苦手な科目を昼休みに追い込むことも効果がないわけではないのですが、そもそも午前の選択式でその苦手科目は「出る」わけですから、そんなことは当日朝までに終わらせておかないとそもそもまずいわけです。
試験前日に使える時間は有限です。そのうち40分を「本番の昼休みに徴収法」に振り向ければ、苦手科目の追い込みに便利でしょう。