俗説として、頭に「夜の」をつけるとありとあらゆる単語があやしく感じるようになるというものがあります。今回は労働一般常識で実験してみましょう。
・夜の不当労働行為
だから「夜の総括安全衛生管理者」に事務所に呼び出されますってば。
・夜の労働委員会
人類補完計画の遂行を信条とする組織っぽいです。
・夜の斡旋
そういう無料案内所が歓楽街にはありますが、今はコロナ禍で大変でしょう。
・夜のポジティブ・アクション
お酒の勢いを借りるのはいいですが、節度を守るようにしましょう。
・夜のパパ・ママ育休プラス
奥様のお体を大切に。
・夜のシルバー人材センター
ママをはじめスタッフが全員そんな感じのお店もあったりします。昭和ですね。
・夜の人事考課
「俺の酒が飲めないってーのかおぅ?」的な奴です。いわゆるアルハラ。
・夜の寛大化傾向
上司たるもの部下におごらなければなりませんが、酒が入るとついつい気が大きくなるものかも。
・夜のハロー効果
外国人のいるお店ですかね。
・夜のジョブ・ローテーション
ヌルヌルしてる何かで何かをされそうです。
・夜のラッカー・プラン
スプレー缶でシャッターとかにいろいろ描く行為ですが、法に触れることが多いのでおすすめしません。
・夜の動機付け衛生要因理論
できるのを避けるためとか病気をうつされないためとかそういうことでしょうか。
・夜の完全失業者
路上で寝てます。支援してくれる団体も数多く存在します。
一方、「それほどでもねえな」というものもあります。
・夜の争議行為
ただのヨッパライのケンカです。
いかがでしょうか。少しでも労働一般常識が身近に感じられるようになれば幸いです。