半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

独学勉強法(55)「試験1か月前にどこまで到達していればいい?」

試験1か月前と言うとだいたい7月末です。勉強時間や勉強方法などみんな違うと思いますが、試験1か月前の時点でどこまで到達していればいいかを体験から話していきます。

 

模試何点とか問題集何割とかテキスト何周とか何冊とか数値化できるものでお示しできればいいんですが、個人差がありますのでなかなか「これ」というものがありません。テキスト100周読めてればそれでいいとか、模試で合格ライン突破できていればそれでいいというものでもないからです。

 

では何で尺度を測ればいいでしょうか。一つの指標として「自分の気持ち」です。個人的な体験から言うと「明日試験受けても大丈夫」と思えるかどうか、です。

 

これは「これ以上勉強したくねえ、とっとと終わらせてえ」という後ろ向きな感情ではなく、前向きなあせりの感情、つまり「早くしてくれ。忘れるから」という気持ちです。模試や問題集、テキストで手ごたえを感じていれば、そう感じることができます。

 

そのレベルまで達していれば後は追い込みですが、ただの追い込みではありません。より加点を目指して、より穴を少なくする追い込みです。試験当日めがけて合格点取れるように頑張る追い込みとは一段上の追い込みと言えるでしょう。

 

もっとも絶対の自信が持てる試験でないことは以前話しましたが、少なくともそこまでたどりついていれば、8月に少々のトラブルがあっても動じません。それなりの自信を持って試験に臨めるでしょう。

 

そこまで追い込めるか。7月は受験生にとっては正念場です。

 

ただ1か月前になっても「うわーだめだーむりだー」レベルでも棄権はおすすめしません。本試験は良くも悪くも何が起こるか分かりません。挑戦しないという選択肢は無いと個人的には思います。