以前、本試験での時間管理の話題をしました。ただあまり時間にとらわれると択一1問分くらいの時間をロスしますというお話です。
時間管理についての記事はこちらを参照してください。
ただ、時間を気にするあまり常にチラチラ時計を見ているとそれだけで時間をロスします。択一で1問解くたびに時計で時間確認してたら、1回2秒としても140秒、2分半ロスします。ささいなロスですが、択一1問解く平均時間でもあり、また最後マークミスチェックくらいには使える時間です。こういうロスタイムの積み重ねが後で響いてくる可能性は否めません。
ではどのくらいの頻度で時計チェックしていればいいか。1科目か2科目解くたびにしていればいいと思います。そこで「時間が押している」のか「稼いでいる」のかおおまかに分かります。
また事前に模試とかしている人は、そのペースでいけばどうなるか経験で分かりますので変な焦りもないです。
ただ、1問で時間を気にしなくてはいけない場面もあります。即答できない問題に当たった場合です。この時は事前に「○分悩んだら割り切る(とりあえず答えを書くor飛ばす判断をする)」ことにしておかないと、下手に時間を使ってしまいます。
特に択一個数問題は全肢を読む必要がありますので時間がかかります。確実に取ろうとしないと決めておくのも大切かもしれません。
ある程度のタイムロスは後で取り返しがつきますが、無いに越したことはありません。あまり時計にこだわらなくても体感で何となく分かるようになっておくと便利です。会場でも在宅でも一度模試をやっておけば「どんな感じか」が経験できます。
時計を過度に気にせず「慌てず急げる」ようになれたら、本番で慌てずに済むでしょう。