社労士の活躍の場の一つとして講習会やセミナーの講師というものがあります。事業主や個人相手に労働社会保険諸法令の何かをテーマに講演することもあるでしょう。
どこかの団体から依頼されてすることもあれば、自分で企画し聴衆を集めてやることもあります。もっとも完全個人だとけっこう大変なのでスポンサーを探し回るというのもありです。
これ大変なのは「しゃべりの技術」なんですよね。私個人は社労士としてセミナーの講師なんかやったことはありませんが、仕事の関係で数十人レベル相手のセミナー・研修講師を数回やったことがあります。
基本あがり症なので準備万全にしても本番はズタズタです。パワポ資料作るのは簡単ですし話す内容はカンペがありますから問題ないんですが、手と声が震えます。こういうのはやはり場慣れが必要なのでしょうかね。
なので聞き手が興味持っているかや反応を探りながら話をしていくなんて余裕はありません。アイスブレイクくらいはしますが途中で笑い話を放り込む余裕なんてどこにもないです。
他の研修などで、上手な人の講師ぶりを見て内容そっちのけで「すげえなあ」と思うこともあります。
こういう技術も「社労士+α」のαなところなのかもしれませんね。ところで、こういう技術ってどこで手に入るもんなんでしょう、場慣れしかないのかなと思っていたら、ネットで探すと存外多く動画などで指南してくださっている人がいるようです。
社労士の仕事としてこんなこともあるというお話でした。1回いくらもらえるかは、知りません。