オカルトな話ではありません。独学でも勉強を深く続けていくと試験日にはその境地に達します。では何が取り憑くのでしょうか。
私が合格した年、まあ結局発表日はおろか合格証書が送られてくるまで合否確認や自己採点はしなかったわけですが、合格の事実が分かってから初めて自己採点をしてみました。
合格しているのならとっとと自己採点してりゃ気が楽だったのになあ、と思いながら問題用紙をペラペラとめくっていた時に気が付いたことです。
あれ、この試験こんなに難しかったっけ?
なのにあの試験日、数分とかからず正誤判断ができたな…
試験当日、多くの問題をほぼ悩まず(と言うか悩む時間なんてない)解いているわけです。これ今やれと言われてもそんなに簡単にできないぞ、と思いました。
つまり「何かか取り憑いている」レベルで解き進めていたわけです。後から考えるとそんな気しかしません。
実際問題何か「社労士の神」とか「社労士の悪魔」が取り憑いてそんなスーパーな力を発揮していたわけではなく、それなりに勉強が足りていたということなんでしょう。そしてその域に達するにはやはり日々の勉強が必要ということなのでしょう。
テキスト見て「何これ意味わかんねえ」からその域に達するまで、私の場合はのべ1年を要しましたが、手を抜かず自分のできる限りの時間を確保して勉強を進めていくと、本試験会場では無我の境地で問題を解き進めるレベルになれる、ということでしょう。
そのための勉強法の方法論はいくつもあります。何が正解かは無く、自分に合ったものそして合格できたときに「正解だった」と思えるという、いわば結果論の世界です。ですがすべての共通項はやはり「毎日勉強する」に尽きると思います。