コップに飲み物が半分あります。それを見て「まだ半分ある」と考えるか「もう半分しかない」と考えるか。同じ現象に対してポジティブとネガティブを分けるポイントだそうです。
精神的には前者「まだ半分ある」と考えたほうがストレスが少なくて良いそうです。現象が変わらない以上、考え方を変えるのがコツだそうです。
ところで、社労士試験まであと半年です。これを「まだ半年ある」と考えるべきか、それとも「もう半年しかない」と考えるべきか。どちらがいいのでしょう。
前述のメンタル論でいけば「まだ半分ある」と考えるのがよさそうに思えます。ただ、行き過ぎた楽観論は勉強への油断を誘います。まだ半年あるから変に焦らずにじっくり力をためていこう、ならいいまですが、「まだ半年あるから今日は勉強しなくてもいいや」という変な楽観論になってしまうと、勉強が進まない原因になります。
そう考えると、こと社労士試験や資格勉強においては常在戦場「もう半年しかない」というほどほどのプレッシャーを与えておいたほうが勉強に力が入りそうです。
ただこれも行き過ぎると「半年しかないのに全然できていない。だめだ」という「あきらめ」につながったり、精神的に病んでしまう原因にもつながりかねません。先ほど「ほどほどのプレッシャー」と言いましたが、ほどほどが一番です。
試験まで半年という現実は変わりません。それを「いい方向に解釈」して勉強の原動力にしていくことが大切です。間違っても「都合のいい解釈」や「悲観的な解釈」につなげないように注意してください。