うちの職場には年度の始まりにその年の業務目標を立て、半期に一度その進捗状況を役員の前で質問されるという「人事面談制度」があります。そろそろその中間面接の時期です。
もっとも「貴様このままで目標を達成できるんか？おーん？」と詰問されるとか、中間目標に達していなければ石抱きの拷問に処されるとかそんなことはなく、どちらかというと目標に限らず上の方といろいろ話ができるという機会でもあります。
で、半野良の今年の業務目標ですが、本心では「厄介ごとが起きませんように」というほぼ初詣の願掛けに近い内容なのですがそれを達成する方法を聞かれると困る(外的要因だから)ですので、当たり障りのない内容にしています。
で、毎年言われるのが「社労士取れたんだから仕事関係の資格も取れよ」ということです。もちろん仕事関係の資格を取ればそれだけ知識も増えますし業務遂行能力の向上にもつながる、かもしれませんが、私にとって資格取得はひまつぶしであり趣味ですのでそこまで意欲はありません。ただそれを言うとカドが立ちますので「考えておきます」と言いながら、また仕事に関係ない資格を狙うわけです。
ただ今年はちょっと人事労務管理上の提言の一つや二つをしてみたいなとは思っています。例年この手の話は酒の席ですることが多いのですが、最近コロナでその機会がなくなっていますし、まじめな話もしておかないと勤務社労士としての存在価値を忘れられそうですので。
その第一弾として「この人事面談、何のためにやってんですか」と聞いてみたいと思います。どうせやるならもっと本気で業務目標立てさせて一時考課二次考課やって人事評価につなげ、さらに社員の帰属意識を高める方向にしろよ、と。
…言うかな。言わないだろうな。後が面倒だし。5万くらいくれたら制度設計やるんですけどね。
