社会人あるあるな話ですが、社労士の勉強をしていると「ちょっと待て」という話でもあります。
疲れてきたので休み取ろうかなと意図的に予定を空けて、年次有給休暇の申請をしようとしたら「ちょっと待て」です。
おお、時季変更権発動か?と言うことは判例レベルの「事業の正常な運営を妨げる」場合に値するんだな?と、内心どんな理由が返ってくるかワクワクしていたのですが…
「この日にお前に頼みたい新案件がある。この日でないとダメなんだ。予定空いてるだろ。頼む」というものでした。
あーあ、これじゃあ時季変更権の発動はできません。どうしても私でないといけない理由もなく(簡単に言うと他の社員もいる=代替性がある=私でなくてもいい)拒否はできませんよ。
なので「それ私でないといけませんかね」と聞くと「何か予定でも入っているの?」というお答え。
質問に質問で返すというのも笑いましたが、年次有給休暇は取得理由は自由です。答える義務すらありません。権利ですから。
思いっきり突っぱねて差し上げようと思いましたが、それもそれでうっとおしいし、「分かりましたよ」と答えて、結局年次有給休暇を撤回しました。
これ裏話があって、案件の担当を水面下で私に決めてて、予定表見て勝手にスケジュール組んでいたらしいです。スケジュール表に早々に「休み」と書いておけばよかったんですが、何が起こるか分からないので基本2日前まではただの空白にしている私も悪いのですけど。
これからはもっと早く休みの申請を出したほうがよさそうです。何かが起こって自主撤回するなんてことも増えるでしょうけど。