残業そのものが嫌な私ですが、昨今の過密スケジュールと業務過多に押し流されるような形で、とうとう持ち帰り残業に発展しています。
もちろん上が業務命令で「持ち帰って仕事終わらせろ」と言っているわけではなく、単に私が以降の業務スケジュールを考えて「とても通常労働時間では終わらない・大残業はしたくない」と判断してのことですから、当然「使用者の指揮命令下」にはなく、何のサラリーも発生しません。
もちろん個人・社内機密情報には触れない部分のみ持ち帰っていますので、そこはコンプライアンスに気を付けているとも言えます。まあだいたい頭に叩き込んで持ち帰っているのですが。ですから通勤カバン紛失したところで痛くもかゆくもありません。
こんなことやるようになる有様というのは一体何なんだろうと思います。あと労務管理の知識のある勤務社労士としてもそれはそれで問題です。
まあ持ち帰り残業のメリットは「静かでいい」ことなんですけどね。自室で仕事していると邪魔は入りません。せいぜいどこかから侵入した「蚊」くらいのものです。仕事場だといちいち話しかけられたり、他人の話が耳に入ってきますから集中しきれません。
デメリットは当然自分の時間が削られていくことです。もっとも日常的に持ち帰り残業している人もいるかもしれませんが、オンとオフはやはり切り替えたいところですし、隠れ労働時間が増えると健康にもよくないです。
あまりよろしくない傾向ではあります。とっとと片付けて業務を正常化させねばなりません。