社労士独学勉強法
社労士試験の一般的な出題方法としては「○○法について云々」というものが多いです。つまり法令の内容に照らして合っているか間違っているか、また選択式であれば語句を当てはめていくというものです。 反面、近年増えているのが「架空の事例」に対して解答肢…
受験生にとっては「何でこんなもの勉強しなきゃいけないんだ。試験に出るかどうかも分からんのに。つーか何で試験に出すのか」と蛇蝎のごとく嫌われている厚生労働白書や労働経済白書ですが、実は面白い読み物です。 私自身は頭に「なんちゃって」をつけても…
よく過去問で「この問題は易問だ」とか「この問題は難問だ」とかいうカテゴリわけがされています。ではこの易問だの難問だのという言葉は一体何なんでしょうか。 定義は人によって様々ですが、私なりの解釈をしてみたいと思います。 まず易問ですが、これは…
勉強計画の作り方の項目でも触れましたが、自分が1時間でどれだけ勉強できるかをつかむことは社労士勉強において非常に大切なことです。 例えば労基法1科目勉強するのにまず何時間費やしたかを知れば、だいたい1科目で何時間くらいかかるかが分かります。そ…
少しヒマがあるとすぐスマホをつつく、もうありふれた光景ですね。20年前には存在しなかった有様です。電車の中、待ち時間、休憩時間果てはメシ食っている最中。みんなスマホをつついています。 そんな姿を見ていると「スマホ取り上げられたら発狂するんじゃ…
節約のためまず食費を削り、勉強時間確保のためまず睡眠を削る。よくあることですが私はこれを推奨しません。その話はあちらこちらでしていますが、今回は本格的にそのお話。 どんなに忙しくても、どんなに勉強時間を確保したくても、睡眠は毎日十分とるべき…
勉強しているうちに労働判例に行きつく人も多いと思います。が、日常生活していて裁判の判決文なんかなかなか目にする機会はありません(注目度の高い裁判などは新聞に載りますが)。と言うことで、判例の読み方について少し話をしたいと思います。 判決文は簡…
ともかくいろいろ覚えないといけないのはどの資格も同じなのですが、ではどうやれば効率的に暗記ができるのでしょうか。 個人的な意見ですが、ともかく繰り返すことだと思います。これは何を覚えるにしてもそうです。例えばカラオケの持ち歌、歌詞全部覚えて…
よくある勉強法で「問題集を繰り返せ」というものがあります。私の考え方はその逆で問題集は「使い捨て」です。極論をすれば「いらない」と言ってもいいかもしれませんがそれは言いすぎですのでそこまでは言いません。 私の勉強法から行くと、ともかくテキス…
種類問わず資格試験の勉強方法について問われた時、必ず「とにかく毎日勉強すること」と答えています。当たり前のことじゃねえかと思う人も多いと思いますが、これが意外と難しいんです。 あー今日は疲れたなー残業だったしなーだるいなーという日もあります…
「資格試験ってどう勉強したらいいですか?」って聞かれた時に答える言葉の一つです。これは資格の種類を問わず、また勉強法の如何を問わず答えています。そしてもう一つ付け加える言葉が「毎日」です。 毎日一ヶ月、最初は30分でもいいし1時間でもいい。と…
法律ってややこしい、分からない、試験も合格率が低いということは難しいんだろう。そんな先入観を持ちがちですよね。確かに法律はややこしいです。独特の言い回しも多いし。制度も複雑です。 ですが、最初から難しいとか考えていると頭の中に入らなかった時…
さあ今日は3時間勉強するぞ、と言って180分ノンストップで勉強するとします。これってどうなんでしょうか。 前にも少し似た話をしたことがありますが、人間の集中力って大人で60-90分がせいぜいだそうです。もっとも90分が来たら脳がショートして意識失うわ…
勉強をしている時もそうですが、勉強していない時にふっと社労士勉強の内容が頭をよぎって「あれ、アレって何だっけ」と思うことがあります。思い出そうとしてもどうしても出てこない。こんな時、どうすればいいんでしょうか。 勉強を進めていくと、ふとした…
近年、社労士試験の出題傾向が「単に知識を問う」ものから「知識をもって実例を解釈する」ものへと少しずつシフトしています。こうなるとテキストベースの知識を単にアウトプットするだけでは追いつかなくなってきます。 問題文を読み、単に正誤を判断するの…
長丁場の社労士試験です。計画的に勉強を進めていくと効率的ですしモチベーションも保てます。 では、自分の勉強計画を立てるためにはまずどうすればいいのでしょうか。答えは「勉強計画なんか立てずに3ヶ月勉強する」です。 ちょっと何を言っているのか分か…
試験に効率的に合格するには、何の科目に力点を置くべきでしょうか。これには2つの考え方があります。 一つ目の考え方は「年金科目」です。これはテキストの後ろの方にある科目で出題順も最後です。それだけに勉強に疲れてきたころに突入し、かついろいろ数…
過去試験を経験した人なら分かりますが、特に一般科目において「試験範囲」はものすごく広いです。その他の科目でも「こんなのテキストに載ってねえよ」みたいなものまで出題されます。 試験範囲が労働社会保険諸法令と言われるもの(何十もあります)の、さら…
ネットで「完全独学で合格しました」という話を見かけると思います。中には「一発合格しました」というものもあります。一発合格できるかどうかは別記事がありますのでそちらを参照してもらうとして、果たして完全な独学で社労士試験に合格できるものでしょ…
社労士に関わらずですが、独学で資格試験に挑む方たちは基本的に「孤独」な戦いを強いられます。質問できる講師もいなければ見えるところにライバル・仲間がいません。一人で机に向かい、一人でテキストを読み、一人で問題を解き、一人で調べなくてはなりま…
私の勉強法は基本的に「市販テキストをともかく読む」です。読んでいるうちに理解し覚えます。ただし1回2回では意味がありません。何周もしていきます。 もちろん他の勉強法を否定するわけではありません。私はそうした、というだけです。 ただ、どんな勉強…
正確に求めたわけではないのですが、各予備校関係の宣伝を見ていると予備校のスクール・通信課程で社労士勉強している人の合格率はだいたい一般合格率の3倍くらいなのだそうです。 また別のデータ(公表合格者数)で見ると、仮に2500人合格者がいるとしますと…
私の勉強法は「ただひたすら市販テキストを読む。何度も読む。スピードを上げていく」ただこれだけです。ただこれだけのことをひたすら半年一年やっていきます。 そしてそれが試験前夜にどこまで達するか、と言いますと、個人差はあるんでしょうが「1000ペー…
社労士試験特に択一試験は文章量が増える傾向にあります。そうでなくても長文の問題文を読んで即座に判断していかなければいけません。 そう考えると、文章を早く読めるか時間がかかるかは試験結果に大きな影響を与えます。選択式試験は比較的試験時間に対し…
英語で言うと「Don't Panic」ですね。「銀河ヒッチハイク・ガイド」というSF小説に出てくる言葉です。このガイドの表紙に書かれている文字です。銀河を旅する者、何が起ころうとも決してパニックになってはいけない、ということだそうです。 もう試験直前な…
ごくたまにですが、そこまでして何もかもを社労士試験にぶつける方がいます。生活費として十分な蓄えがあればそれもまた一つの選択肢でしょうが、今回はそのことの是非を考えてみたいと思います。 社会人やっていると自ずと勉強時間に制約が生まれます。また…
えーと、正式名称を「労働安全衛生法施行令と労働安全衛生規則」と言います。これを六法なりe-Govなりで見たという人はいるでしょうか。めまいがするほどの作業・物質・機械エトセトラが定められています。多くのテキストで「等」でまとめられてしまっている…
仕事柄いろいろ用件が舞い込んできてますので、TODOリストを活用してます。用件が終わったら線弾いて消すのですが、1件1件片づける(または先送りする)ので精一杯です。で、1週間が終わった時に必ず終了案件を見返します。ああ、よくもまあこれだけ用事があっ…
今年の試験のエントリーが間に合わなくて来年受けようと思っている人、つまり1年は試験勉強期間がある方向けへのお話です。 いくつか今の時点で肝に銘じておかないといけないことがあります。 まず一つは「1年はあっと言う間に過ぎる」ということです。まだ…
試験勉強もいよいよ佳境に入ってきていますが、日によっては「何か勉強する気がしない」日があります。理由は自分でもよく分かりません。疲れているのかバイオリズムが下に振れているのか分かりません。そんな時どうしたらいいでしょうか。 やったらまずいの…